chonan story

 

チョーナン、ブダペストに飛ぶ

12月24日、クリスマスイヴ。クリスマスとお正月を一緒に過ごそうというパートナーからのいきなりの誘いでブダペストに飛ぶ。チョーナンにとっては始めての空の旅。準備をするバカボンに何か違うと感じたチョーナンは興奮している。運搬用のケージに入れられたとたん、何か違うどころか異常事態発生を察知。空港に向かうタクシーの中で吠え続け、空港ロビーで吠え続ける。懇願するように吠えるチョーナンの声は騒音となって出発ロビーに響き渡る。困ったバカボンはすれ違う人達に愛想笑いをしながら外に出て出発直前まで待つ。最後の荷物となったチョーナンは貨物室に向かうベルトコンベアーの上でも吠え続ける。チョーナンを気にかけながら席への通 路を歩いてゆくと、静かなエンジン音に混じって床下からキャンキャンとチョーナンの声が聞こえる。胸がキュンと締め付けられる。飛行中は吠え疲れて眠ってしまったのか、エンジン音が消してくれたのか、哀しい声を聞かずに済んだ。

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チョーナン

3時間弱の短いフライトでブダペストに到着。思ったとおり最後に運ばれてきたチョーナンをケージの上から抱きすくめ無事を確かめる。

さあボスが待ってる! チョーナン let's go! 

パートナーの姿を見つけチョーナンをケージから出したとたんバカボンの手から首ひもを引き抜き一目散にボスに向かって走る。しまった!首ひも無しでは何が起こるかわからない!でもこの時のチョーナンはボスの呼ぶ声しか聞こえず、ボスの姿しか見えなかったようだ。何度も何度もボスに飛びついて喜びを表すチョーナン。それを嬉しそうに受け止める我パートナー。大袈裟な!と思いつつ感動してしまったバカボンは、ますますこの二人、いや一人と一匹が愛おしくなってしまったのです。

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つづく


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